金剛石とは、ダイヤモンドの和訳です
そうなんです、昔から金剛石という言葉があったんですね~
金剛と聞いて何を思い出しますか?
私は金剛力士像を思い出します

金剛石とは、極めて硬く壊れない物質を表し、その性質に由来する呼び名です
金剛石の「金剛」は、仏教用語の「金剛不壊(金剛不朽)」から来ており、ダイヤモンドの「Adamant」もギリシャ語で「征服されない、何よりも強い」という意味に由来します
お経にも出てくる「金剛経」ってのがあり、悟りの心はダイヤモンドのように壊れない・曇らないって例えられてたのですが、
ここで「曇らない」に関係したオモシロイ話があります
ダイヤモンドに息を吹きかけとどうなるか・・・?
【答え】 ダイヤモンドは熱伝導率がとても高いため、息を吹きかけて表面を曇らせてもすぐに透明に戻るのです
『悟りの心はダイヤモンドのように壊れない・曇らない』
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地球にある鉱石の中で一番硬い(※モース硬度)、そして、曇りがすぐとれる
現代のような高度な計測器がなくても、昔の人はしっていたんですね
いや~オモシロイ(^^♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました
ダイヤモンド神山店主:神山幸久
※モース硬度とは、ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが考案した、鉱物の硬さを表す尺度です。10種類の標準鉱物を基準に、他の物質をひっかいたときに傷がつくかどうかで、1から10までの10段階で評価します。硬度が高いほど傷がつきにくい物質とされ、数値が大きいほど硬いことを示します。
モース硬度の特徴
- 相対的な評価:モース硬度は、物質の絶対的な硬さではなく、基準となる鉱物と比べて相対的に「ひっかき傷がつくかどうか」を評価します。
- 10段階の尺度:滑石(タルク)が1、ダイヤモンドが10とされ、1から10までの整数で表現されます。
- 傷への強さを示す:硬度が高い物質ほど、他の物質に傷つけられにくい性質を持ちます。
- 靱性とは異なる:モース硬度は傷つきにくさ(硬度)を示すものであり、衝撃に強いかどうか(靱性)とは必ずしも一致しません。ダイヤモンドはモース硬度10ですが、衝撃には弱く、割れることがあります。
モース硬度の具体的な例
- 1(最も柔らかい)::滑石(タルク)
- 2.5::人の爪
- 3::大理石
- 5::ガラス
- 7.5::鋼のやすり
- 10(最も硬い)::ダイヤモンド
ダイヤモンドを金づちで叩いたら割れてしまいます
金づちで叩いても割れないのは「翡翠-ひすい-」です